知らずに触ると危険な観葉植物…ディフェンバキアの正しい剪定法

ディフェンバキアの特徴

ディフェンバキアの大きな特徴は三つ。まず「寒さに弱い」ため、窓際や冷気が伝わる場所を避けて管理することが大切。次に「樹液に毒性がある」ため、剪定時は肌に触れないよう注意が必要で、子どもやペットがいる家庭には不向き。最後に「ハダニが出やすい」点で、乾燥や風通しの悪さが原因になるため、環境を整えて予防します。うまく育てれば1~2mほどに成長する力強い植物です。

剪定のポイント

ディフェンバキアは柔らかい茎を持つため、剪定はこまめに整えるのが理想。特に重要なのは「脇芽を残して切る」こと。脇芽の直上で切ると次の成長が促され、高さを抑えながらきれいな形にできます。樹液に触れないよう手袋を着用し、繊維を潰さないよう細く鋭いクラフトばさみを使うのがおすすめ。脇芽を温存した剪定を続けることで、株はボリュームを増し、病害虫予防にもつながります。

脇芽がない時の剪定法

脇芽がない部分で剪定してしまうと、葉が残らず蒸散ができなくなり、枝が立ち枯れするリスクがあります。そのため、脇芽がない場合でも「最低1枚の葉を残して切る」ことが重要。葉が残れば蒸散が保たれ、枝が枯れにくくなります。どうしても葉のない位置を切る必要がある場合は、強めのストレスがかかるため管理に注意を払うこと。植物への負担を最小限に抑える剪定が安心です。
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