新芽は切らない!ウンナンシュロチクの剪定方法を解説

ウンナンシュロチクってどんな植物?

シュロチクに似ているけれど、実は別の品種「ウンナンシュロチク」。
この植物はシュロチクの仲間の中でも非常に珍しい品種で、見た目は似ていても葉のつき方やボリューム感が異なります。育てていると、中心部分に葉が少なく、枝がと外に広がる独特の形になるのが特徴です。

よくあるトラブルと対処法

ウンナンシュロチクを育てる中でよく見られるのが、葉先が黒く枯れる・株がスカスカになるといった悩み。黒ずんだ葉先は回復しないため、斜めにカットしてシルエットを整えるのがポイント。また、株がスカスカになっても新芽(タケノコのような小さな芽)がどんどん出てきて、自然にカバーしてくれるため、過度な心配は不要です。シュロチクの自然なサイクルに寄り添いながら、剪定と観察を繰り返すことが大切です。

絶対にやってはいけないNG剪定

シュロチクを剪定する際に、絶対にやってはいけないのが「新芽(成長点)を切る」こと。
ヤシ科の植物は、幹の途中を切っても脇芽が出ないため、成長点を切ってしまうと、その幹全体が枯れてしまいます。特に、新芽が茶色くなっていたとしても、それが開ききるまでは絶対に切らないことが重要。見た目だけに惑わされず、植物の仕組みに基づいた正しい管理が求められます。

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